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ANAアメリカン・エキスプレス・カードが2026年9月2日にリニューアルされました。ゴールドは34,100円から42,900円へ、プレミアムは165,000円から187,000円へ値上げです。
すでに保有している人が気づくのは2026年11月のご請求分から。つまり今月です。さらに11月1日からは、プレミアムの海外旅行傷害保険が自動付帯から利用付帯に変わります。値上げだけでなく、条件も変わっています。
年内に期限が来るものも2つあります。この記事では、公式の案内にもとづいて変更点を整理します。
結論:値上げ、保険の条件変更、そして12月31日の期限が2つ
- ゴールド 34,100円 → 42,900円(+8,800円)、プレミアム 165,000円 → 187,000円(+22,000円)
- 2026年9月1日までの会員は2026年11月ご請求分から順次新年会費
- プレミアムの海外旅行傷害保険が、2026年11月1日から利用付帯に。旅行代金のカード決済が必要になります
- ANA SKY コイン獲得プログラムは2026年12月31日で終了
- 代わりに利用ボーナスマイルが2027年1月1日から新設。ゴールドは年400万円で15,000マイル、プレミアムは年600万円で30,000マイル
- 一般カード(ANAアメックス・カード)はデザイン変更のみ。年会費と特典は変わりません
年会費はいくら上がったのか
| カード | 区分 | 改定前 | 改定後 | 差額 |
|---|---|---|---|---|
| ゴールド (SFCゴールド含む) | 基本カード | 34,100円 | 42,900円 | +8,800円 |
| 家族カード | 17,050円 | 21,450円 | +4,400円 | |
| プレミアム (SFCプレミアム含む) | 基本カード | 165,000円 | 187,000円 | +22,000円 |
| 家族カード | 4枚まで無料 | 4枚まで無料 | 変更なし |
2026年9月2日以降に申し込んだ人には、最初から新しい年会費が適用されます。9月1日までに保有・申込みをしていた人は、2026年11月ご請求分から順次。ゴールドの家族カードは、請求月が基本カードとずれることがあります。
夫婦でゴールドを持っている場合、基本+家族で年間13,200円の増額になります。小さくない金額です。
増えた特典と、減った特典
増えたもの
- 羽田空港第2ターミナル POWER LOUNGE PREMIUM(国際線)が対象に追加。基本カードと家族カードが対象で、同伴者1名まで無料、2名目以降は1名4,400円。利用回数の制限なし。2026年9月2日から
- ダイニングキャッシュバックを新設。「ポケットコンシェルジュ」経由の予約とオンライン決済で20%還元。上限はゴールド年2万円、プレミアム年4万円。Amex Offersへの事前登録が必要で、家族カードは対象外
- 利用ボーナスマイルを新設(2027年1月1日開始)。毎年1〜12月の利用で判定し、翌年3月末までに進呈
減ったもの
ANAアメックス・プレミアムの海外旅行傷害保険が、2026年11月1日から自動付帯ではなく利用付帯になります。補償内容そのものは変わりませんが、旅行代金をこのカードで決済していないと適用されません。
これは実務上の影響が大きい変更です。年会費18万円超のカードを「持っているだけで保険が効く」前提で使っていた人は、旅行のたびに決済手段を意識する必要が出てきます。航空券を特典航空券で取る人ほど、うっかり条件を外しやすい。公式の案内ではプレミアムについて記載されており、ゴールドへの影響は明記されていません。
12月31日に期限が来るものが2つあります
① ANA SKY コイン獲得プログラムの終了
旧プログラムは2026年12月31日で終了します。2026年9月1日までの会員には、それまで旧プログラムが適用されます。ゴールドは年間300万円以上で10,000コイン、プレミアムは年間500万円以上で30,000コインです。今年の利用額が条件に近いなら、年内の使い方で結果が変わります。
② 新規申込者向けの移行特別期間
2026年9月2日以降に申し込んだ人には、9月2日〜12月31日を対象とした特別条件があります。ゴールドは年間100万円以上で5,000マイル、プレミアムは年間150万円以上で10,000マイル。通常の利用ボーナスマイル(年400万円/600万円)よりはるかに低いハードルです。
ANAダイナースクラブ プレミアムとどちらを持つか
ANA系の最上位カードを検討するなら、比較対象はANAダイナースクラブ プレミアムになります。こちらも2026年に改定があり、年会費は198,000円です。
| 項目 | ANAアメックス・プレミアム | ANAダイナース プレミアム |
|---|---|---|
| 年会費 | 187,000円 | 198,000円 |
| 家族カード | 4枚まで無料 | 無料 |
| 海外旅行傷害保険 | 2026年11月1日から利用付帯 | 公式ページで要確認 |
| 申込 | 申込可能 | 招待制 |
年会費の差は11,000円まで縮まりました。ただしANAダイナース プレミアムは招待制で、申し込みたいから申し込める、というカードではありません。ポイントのマイル移行条件(移行上限や手数料)は両者で設計が異なるので、年会費だけで比べると判断を誤ります。それぞれの公式ページで必ず確認してください。
ANAダイナース プレミアムを実際に保有して使っている立場からの感想は体験談の記事に、2026年の年会費改定の経緯は年会費改定のまとめに書いています。
持ち続けるか、見直すかの判断軸
- 年間の利用額が400万円(ゴールド)/600万円(プレミアム)に届くか。届くなら2027年からの利用ボーナスマイルが効きます。届かないなら、値上げ分がそのまま負担増です
- 旅行代金をこのカードで決済するか。しないなら、プレミアムの海外旅行傷害保険は11月以降効きません。保険目的で持っているなら見直す理由になります
- ポケットコンシェルジュを使うか。ダイニングキャッシュバックは上限が年2万円〜4万円と大きいので、外食が多い人には値上げ分を相殺する余地があります
- 羽田第2から国際線に乗るか。POWER LOUNGE PREMIUMが回数無制限で使えるようになったのは、羽田発の人には実利があります
まとめ
- ゴールド42,900円、プレミアム187,000円へ値上げ。既存会員は11月ご請求分から
- プレミアムの海外旅行傷害保険は11月1日から利用付帯
- 12月31日にANA SKY コイン獲得プログラムが終了。移行特別期間も同日まで
- 羽田第2のラウンジとダイニング20%還元は、使う人には大きい。使わない人には純粋な値上げ
- 一般カードはデザイン変更のみで、年会費・特典に変更なし
※年会費・特典・適用条件は変更されることがあります。必ずアメリカン・エキスプレス公式のANAカードリニューアル案内で最新情報をご確認ください。本記事は2026年10月21日時点の公式案内にもとづいています。


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